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車検切れの車はどうすればいい?罰則・仮ナンバー・車検の受け直しを解説

公開: 2026-07-19 / 更新: 2026-08-04

車検のイメージイラスト

「気づいたら車検が切れていた」「乗らない車の車検をどうするか迷っている」— 車検切れは珍しいトラブルではありません。結論から言うと、車検切れの車は公道を走らせなければ違反ではなく、受け直しも売却もできます。この記事では、やってはいけないことと、状況別の対処法を解説します。

まず結論: 走らせなければ違反ではない

  • 車検が切れた車で公道を走る — 違反(絶対にNG。罰則は次章)
  • 私有地(自宅の駐車場など)に置いておく — 違反ではない
  • 車検を受け直す・売却する・廃車にする — いつでも可能(車検切れで車の価値がゼロになるわけではありません)

ただし置いておくだけでも、登録が残っている限り自動車税は毎年課税され続けます(自動車税の納付ガイド参照)。長期間乗らないなら後述の一時抹消登録を検討しましょう。

車検切れで公道を走った場合の罰則

車検切れの車での公道走行は「無車検運行」として刑事罰と行政処分の対象です。さらに、車検が切れている車は自賠責保険も一緒に切れていることが多く、その場合は「無保険運行」も重なって処分が一段と重くなります(自賠責の罰則は自賠責保険とはで詳しく解説しています)。

違反刑事罰(上限の目安)違反点数
無車検運行6か月以下の拘禁刑または30万円以下の罰金6点(免許停止相当)
無保険運行(自賠責切れ)1年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金6点

両方に該当すると点数は合計12点となり、長期の免許停止になりえます。また自賠責が切れた状態で人身事故を起こすと、本来自賠責が払う部分も自己負担になります。「少しの距離だから」「ガソリンスタンドまでだから」も同じ違反です。移動には必ず次章の仮ナンバーか積載車を使ってください。

車検切れの車を動かす2つの方法

方法1: 仮ナンバー(臨時運行許可)を取って自走する

市区町村の役所で臨時運行許可(仮ナンバー)を受けると、車検場や整備工場までの経路に限って一時的に公道を走れます。

  • 申請先 — 市区町村の窓口(運行の経路・目的の申告が必要)
  • 必要なもの — 車検証(または登録がわかる書類)、有効な自賠責保険証明書(運行日をカバーするもの)、運転免許証、手数料(750円程度。自治体で異なります)
  • 有効期間 — 必要最小限(最長でも5日)。使用後はナンバーと許可証を返納します

自賠責も切れている場合は、先に保険会社や代理店で自賠責に加入(継続)してから申請します。

方法2: 業者に引き取ってもらう(積載車)

車検を頼む業者に相談すると、積載車(ローダー)での引き取りに対応してくれることが多く、仮ナンバーの手間がかかりません。引き取り費用の有無・金額は業者によって異なるため、見積もり時に確認しましょう。

車検の受け直しは普通の車検と同じ

車検が切れていても、受ける検査は通常の継続検査と同じで、ペナルティや追加料金はありません。費用の内訳や業者の選び方は車検費用の内訳、流れは初めての車検の流れと同様です。

1点だけ違いがあります。次回満了日の起算です。

  • 満了日前に受けた場合 — 次回満了日は「現在の満了日から2年」(早く受けても損しない)
  • 切れてから受けた場合 — 次回満了日は「検査を受けた日から2年」

もう乗らないなら: 売却・一時抹消・廃車

車検を取り直すお金をかける前に、その車に今後も乗るのかを考える価値があります。

状況選択肢
手放してもよい売却 — 車検切れでも買取店は出張査定・引き取りに対応するのが一般的です(高く売る方法はこちら)
しばらく乗らないが手放さない一時抹消登録 — 登録を一時的に止めれば、翌年度から自動車税がかからなくなります
もう使えない・価値がない永久抹消(解体) — 重量税・自賠責・リサイクル料金の還付が受けられる場合があります(廃車手続きの完全ガイド)

まとめ

車検切れで慌てる必要はありませんが、「公道を走らせない」だけは絶対です。また乗るなら仮ナンバーか引き取りで車検を受け直す、乗らないなら売却か抹消手続き — 車の今後を決めて、税金だけ払い続ける放置状態を避けるのが最善の対処です。

※罰則・違反点数・仮ナンバーの手数料や必要書類は法改正・自治体により変わることがあります。最新の正確な情報は国土交通省・警察庁・お住まいの市区町村の公式案内で確認してください。

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